広さと間取りの見方と計算
日本での部屋探しで間取り図面をみると、書かれている○○帖や○○畳。
帖と畳がどちらも【じょう】と読みますが、この2つに違いはありません。
畳はたたみとも読みますので、○○畳と書いてしまうと、和室を連想してしまう事から、○○帖を使うことがよくあります。
ではこの【帖】は一体どれくらいの広さなのでしょう。
帖の広さついて | ㎡(平米) | 坪(つぼ) | sqf(スクエアフィート) |
1帖 | 1.65 | 0.5 | 17.8 |
6帖 | 9.9 | 3 | 106.7 |
となります。
日本では、全体の面積を表す時は㎡で表記し、リビングや寝室等の部屋単体で表すときは帖で表記します。
住みたい間取りを探す時に平米から探す方法と、1Kや2LDKといった間取りのタイプから探す方法があります。
といっても、初めての部屋探しでR,K,DK,LDKの違いが分かりません、という人も多いです。
これは、簡単にいうと、キッチンがある部屋の広さを意味します。
R | ルームの略。キッチンと部屋にドアなどの区切りが無く、部屋の中にキッチンがあるタイプ。料理の匂い等を気にする方は避けますが、テレビを見ながら料理がをしたい人にはおすすめ。 |
K | キッチンの略。約4.5帖くらいまでのキッチンのスペース。一人暮らし用の物件がほとんどで、玄関から部屋の間の廊下にキッチンがあるケースが多い。 |
DK | ダイニングキッチンの略。4.5帖~8帖くらいまでのキッチンスペースで、ダイニングテーブル置いて、そこで食事ができるくらいのスペースがある。 |
LDK | リビングダイニングキッチンの略。1LDKなら8帖以上、2LDKなら10帖以上のキッチン。リビングとして利用できる広さという意味で、ソファを置いたり寛げる空間がある。 |
k→DK→LDKになるにつれて広くなっていきます。
Rはルームの略で、ワンルームと呼ばれ、1Rと表示されます。
1Rはそもそもキッチンのスペースが部屋の中にあるという間取りで部屋の広さはまちまちです。
1Rは狭い・・と思われがちですが、実は広いワンルームもあります。
どちらも部屋の中にキッチンがあるワンルームタイプ。
同じワンルームでも広さが全く違いますので、間取りだけで広い狭いを判断することはできません。
例えばLDKという表示でも、リビングが10帖ということもあれば、30帖という事もあります。
間取りはレイアウトを表したものになりますので、○○だから広い、○○だから狭いと一概には言えません。
LDKなどの前に記載されている2LDKの2の部分。
こちらは部屋の数を表します。
2LDKであれば10帖以上のキッチンと別に2部屋あるという意味になります。
1Kなら4.5帖以下のキッチンと別に1部屋です。
例えば、子供の部屋と寝室と書斎とみんなで寛げる空間が欲しいという事になれば、3LDKが適した間取りという事です。